窃盗症(クレプトマニア)外来
当院では、窃盗症(クレプトマニア)に対する専門的な治療を開始しました。
窃盗症は、「盗んではいけない」と理解していても、強い衝動を抑えられず、窃盗行為を繰り返してしまう精神疾患です。本人も強い自己嫌悪や後悔を抱えていることが多く、「もう繰り返したくない」と思いながらも再発してしまうケースが少なくありません。
背景には、
・ストレスや不安への対処困難
・感情調整の問題
・依存症傾向や衝動性の問題
・うつ状態や発達特性
・トラウマ体験 などが関与していることがあります。
当院では、窃盗症に対して、再発予防を目的とした全7回の治療プログラムを実施しています。
プログラムでは、
・窃盗に至る心理的・行動的パターンの理解
・衝動が高まりやすい状況の整理
・再発につながる思考や行動の分析
・渇望への対処や感情コントロール
・再発予防のための具体的対策
・社会生活の立て直し
・周囲のサポートの活用 などを段階的に扱います。
背景にあるストレスや生きづらさにも目を向け、他の精神疾患が併存する可能性にも注意しながら、継続的な回復支援を行っています。症状が重く再発リスクが高い場合には、入院治療を含めた集中的な支援を検討していきます。ご家族や支援機関との連携、保護観察中の支援にも対応しています。
「やめたいのに繰り返してしまう」
「一人では止められない」
「社会生活を立て直したい」
そのようなお悩みを抱えている方、ご家族、支援機関の皆様はご相談ください。
診察時間 | 金曜日 9:00~12:00 13:00~16:00 土曜日 9:00~12:00 |
担当医 | 吉村 淳 |