病院長 ご挨拶
当院では、病院らしくない病院、心のオアシスになれるような病院を目指しております。外観はリゾートのような佇まいであり、ストレスケア病棟をはじめとして、患者さんがお部屋でくつろげるように設計してあります。一方で、内側ではスタッフがそれぞれに熱意をもって職務に取り組み、より良い医療を提供できるよう工夫を重ねております。さらにそれぞれの部門の管理者が、様々な点で風通しの良い環境を整えることに気配りしております。
私自身は、当院に赴任する前には宮城県仙台市の大学病院で勤務しており、それ以前の数年間は神奈川県横須賀市の依存症専門病院におりました。若い頃は京都府の総合病院や精神科病院に勤務しており、精神科全般にわたって幅広く医療を提供できることを心掛けてきました。これからも多くの方のお役に立てるように研鑽を積んでいく所存です。
病院として、これまで通りに地域の精神科医療の一翼を担いながらも、発達の問題やトラウマの問題を抱える方の憩いの場になり、当院での治療や休息の後に、家庭や社会に戻っていく足掛かりになれる場所。そのような機能を果たせるように、スタッフと一緒に取り組んでいきたいと思っております。
医療法人美喜和会 美喜和会オレンジホスピタル
院長 吉村淳